BLOG ブログ -Blog-
ネガティブな視点とポジティブな視点の両方から見る 20210707 
 
 
クライエントさん(女性)から、次のようなメールをいただきました。
 
==============================================
自分の性質について、ネガティブにしか考えられない中、ポジティブな視点でのお話を聞くことができ、とても嬉しかったです。実況中継法、試してみたいと思います。また来月もよろしくお願い致します。
==============================================
 
・仕事でチェックシートを作っているが、時々チェックしていない時がある。「あの仕事したかな?」と考え続け、「なんでチェックをし忘れたのか?」と自分に問い続ける
 
・知り合いと会った後、自分の発言が気になり、「どうして、あんなこと言ってしまったのだろう?相手はイヤな思いをしていないだろうか?」と考え込む。
 
・このようなことが、時間ができたときにふと頭をよぎり、気がついたら、時間が何時間も過ぎている
 
このクライエントさんの悩みとして話されたことの一部です。
 
ーーー
 
「同じようなことがある!」と思われた方もいらっしゃると思います。
 
このクライエントさんもそうですが、このように「思い悩む」「考えすぎる」方は、このようなご自分の性質がイヤです。チェックしなかった”いい加減”な自分をすごく無責任だと思うし、後から後悔するような発言をした自分はなんて”ダメ”な人間だろう、と思うからです。
 
でも、本当に”いい加減”で”ダメ”なのでしょうか?
 
ーーー
 
まず、次のような事実があります。
 
・チェック欄にチェックをしていなかったとしても、仕事をし忘れていることは、ほとんどない
・発言によって、相手がイヤな思いをすることも滅多にない
 
先のクライエントさんに確認して、判明したことです。つまり、「どうだろうか?」と思い悩んでいることが、現実で起きている可能性は限りなく0(ゼロ)に近いのです。そして、同じようなことで悩んでいる方の多くも、同じ事実があると思います。
 
ーーー
 
つまり、仕事が終わった後に、「あの仕事やったかな?」と思う人は、仕事に対して、真剣で、責任感を持っています。
 
また、自分の発言で「イヤな思いをしていないだろうか?」と考える人は、優しく、思いやりのある人です。
 
見方を変えたら、「才能」です。
 
でも、自分の性質を嫌っていたら、とても「才能」だなんて思えないし、こんなネガティブでマイナスの性質なんて、全て消し去ってしまいたい、と思うでしょう。
 
ーーー
 
では、消し去ることはできるのでしょうか?できません。
 
例えるなら、髪の毛が天然パーマの人が、ストレートパーマをかけても、髪の毛がくるくるするのと似ています。
 
一生付き合っていく自分。
 
もちろん、長年、「イヤだな」と思ったいたのですから、いきなり「大好き!」にはなれませんし、なる必要もありません。
 
でも、何もしないと、長年の思考に押し戻されますし、何時間も思い悩むのはさすがに生きづらいので、「実況中継法」や「よかったことをノートをつける」など、行動から変えていきます。
 
すると、「チェックをし忘れた」「相手がイヤな思いをする発言をしたに違いない」という、「自分はダメだ」という見方が、
 
・今日もチェックするのを忘れたけど、仕事はちゃんとやっていた。よかった
・帰り際に、友達はニコニコしてた。私も楽しかった
 
こんな風に、玉ねぎの薄皮を剥ぐように、「できたこと」の方にも目が行くようになります。そうすることで、自分を客観的に見れるようになり、「なるほど、才能かも!」との視点も生まれてきます。
 
ーーー
 
クライエントさんからのメールから、
「視線をちょっと、本当に1mmでも動かせるようになると、別の見方ができる。そうすると、捉え方が変わる。それが生きづらさを解消する一歩になるなあ」と思いました。