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「察して!」ではなく、「会話する」 20201029
 
 
心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。
 
 
「無表情でいたら、疲れてるんだなと察して、家事の何かを手伝って欲しい」
「重い荷物を持っていたら、重いだろうって思って、持って欲しい、男なんだから察して欲しい」
「仕事で帰りが遅い時は、夕食を用意しておいてくれたらいいのに。『言われてないから』って。察して欲しかった」
 
既婚者のクライエントさんから出てきた話です。共通点は「察して」。
 
「察して」には、「期待」があります。
 
例えば、お誕生日に人に会ったとします。「誕生日だから、プレゼントをくれるはず」と期待していて、プレゼントがなかったら、すごくがっかりします。
 
つまり、「期待」をすると、その期待に達しなかった時、すごくがっかりしたり、落ち込んだり、腹を立てたりするのです。
 
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一般的に、男性は「察する」ことがムツカシイです。それは、女性は「察する」能力は、男性より高いからです。簡単に言えば、脳構造が男女で全く違う、ということです。
(「絶対」ではありませんし、だから悪い、ということでもありません。男性で「察する」ことが得意な方もいますし、女性で苦手な方もいます)
 
「長年一緒にいるから」とか「付き合いが長いから」、いつかは男性も「察する」力がいつの間にか身につく、ということもありません。それは、自転車の乗り方をビデオで見ても、実際に乗らないと乗れるようにならないのと同じです。
 
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では、どうすればいいのか?
「◯◯して」と伝えることです。
 
疲れていたら、「疲れた」と伝える。
重い荷物を持っている時は、「この荷物、重いから持って」とお願いする。
仕事が遅くなる時は、「夕食はなんでもいいから作るか、買ってきて」と事前に言う。
 
男性は女性への愛を行動で表すことは得意なので、女性がお願いすると、やってくれます。
そして、ここで女性が忘れてはいけないのが、男性への「ありがとう」の感謝の言葉です。
男性によると、女性からの「ありがとう」は最上級の言葉で、「喜んでくれるなら、もっとやろう」の気持ちになるようです。
 
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同じ言葉を使っていても、人によって、意味が違っていたり、誤解してその言葉を受け取っている場合もあります。パートナーや家族など、近しい間柄になると、会話をする回数が多くなるので、認識の違いや誤解する回数も増えます。
 
ここで重要なのは、「察して」ではなく、「誤解がなくなるような会話をする」こと。
近しい人との関係をよくするためにも、この部分の努力は必要だなと思います。