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人間関係を改善する(6)〜状況でなく、気持ちを伝える〜 20171030

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おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。

 

まずは、人間関係の改善する(5)〜気持ちは言わないと伝わらない〜 をご覧ください。

 

 

身近で親しい人にほど、自分の感情や気持ちは言葉で伝えることが必要です。

 

ただ、伝えることに慣れていない人は、状況を話すことで、感情や気持ちも

伝えたつもりになっていることがあります。

 

 

ある女性(仮にJさんとします)と話していた時のことです。

 

毎年、彼と郊外のイルミネーションを車で行くのが恒例になっているそうです。

大勢の人が集うので、駐車場は混み合い、どうしても帰るのが遅くなってしまいます。

Jさんは楽しみなのですが、何時間も車に乗るのは大変なので、彼に次のように伝えました。

 

Jさん:「車に長時間乗るのは大変だから、電車にしようよ。しんどいし」

彼:「大丈夫だよ。車の運転するの好きだよ」

Jさん:「でも、途中でトイレに行きたくなったらどうするの。困るよ」

彼:「行きたくなったらすぐに言って。なんとかするよ」

Jさん:「なんとかって、、、」

 

最後は、彼に押し切られる形になってしまう。

でも、Jさんなりに伝えたいことは言っているのでこれでいいのかな、と思いつつ、

でも、どこかすっきりしない気持ちがある。そんな感じのようでした。

 

私はJさんに尋ねました。

「Jさんが彼に一番伝えたいことは何ですか?」

するとJさんは次のように答えました。

「彼が長距離を運転するのが心配なんです。私はただ座っていればいいですけど、

長時間の運転ってしんどいじゃないですか?

けど、彼にいくら言っても、大丈夫、大丈夫としか言わなくて、、、」

 

私:「彼に、心配だって伝えましたか?」

Jさん:「心配、という言葉では伝えてないです。

でも、伝わっていると思うんですけど、、、。伝わってないですかね??」

私:「Jさんの先ほどの会話はすべて状況説明です。だから、彼には伝わっていないと思いますよ」

Jさん:「伝わっていないですか?そうですか、、、。気持ちを表す言葉で伝えないと

伝わらないんですね。今度から、そう言ってみます」

 

 

状況を説明するのではなく、自分の気持ちや感情を言葉にする。

 

相手との会話にちぐはぐしたものを感じる時、本当に言いたい気持ちや感情が

伝わっていない可能性があります。