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過去の心残りを上書きした、ここ数年 20201010

 

心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。

過去にやっていて途中でやめたことの中で、心残りなものが3つありました。
 
1つ目は、書道。
3年前、友人との会話で「書道、再開したいんだよね。え?最近、書道を始めた?いつ?どこで?」との展開になり、突如、再開することになりました。
書道は小学生の頃からやっていて、でも、なかなかいい賞が取れず、「書道=悔しさ」がセットになって思い出される、ほろ苦さがありました。
でも、今の書道の先生から「字がきれいとかきれいじゃないとかはあまり大事ではない。その人には、その人にしか書けない字がある」ということを教えてもらい、書く喜びを感じるうちにほろ苦い思いはいつの間にか小さくなっていて、「今の年齢になった私にしか書けない字って、どんななんだろう?」と思えるようになりました。
 
2つ目は、英語。
英語教師だったにもかかわらず、英語(特に英会話)に苦手意識があって、教師を辞めた後は、「私には英語と関わる資格はないな、、、」と思う存在になっていました。
それが昨年の春、「フィリピンで知り合いの方が語学学校を運営しているから、夏に家族留学しない?」と夫からいきなりの提案があって、なんとなく行ってみようかな、と思い、1週間英語漬けに。1日8時間の授業で頭はウニになりました。「英語を話すのを間違えたら恥ずかしい」–私の苦手意識はここからきていましたが、フィリピンの先生に「間違えることを恐れないで」「母国語じゃないんだから、間違えて当然」また、「自信持って」「伝わってるよ」という言葉をシャワーのようにかけてもらうことで、「英語の勉強、もう一度、やってみよう」と思えました。
帰国後、オンラインで週4で授業を受けて1年。英語へのアレルギーはほぼ無くなり、自分の思いや考えをいかに簡単な英語を使って、分かりやすく伝えられるかが楽しい行いになっています。
 
最後の、3つ目は、中高の教師だったこと。
学校を辞めたことに未練はありませんが、「あの時、相談に来てくれた生徒に、今だったら、こんな助言ができる」と思うことはしばしばあります。とても傲慢だと思うのですが、どうしても思ってしまっていました。
それが、最近、セッションに高校生が来られることが増えました。年齢を重ねた今だから、学校を離れた今だから、あれからたくさん実践的な心理学の勉強をしてきたから、伝えられることがたくさんあります。それが大きな喜びです。そして、今、改めて、教師時代に経験したことで、この上ないギフトに出会えた、と感じています。
 
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ブランクはそれぞれ、書道は約25年、英語と教師は約10年。その間、ずっとモヤモヤが続いていたわけで、長かったです。でも、どれも私にとっては、ネガティブな思いがあるからこそ、再開した時に、ポジティブな側面を見いだせることにつながったとも思っています。
 
そして、これら3つはすべて、今の私のカウンセラーとしての活動に大きな意味をなしています。
 
子供の頃の私に、若かった頃の私に言いたい。
 
「書道を始めてくれてありがとう」
「英語の大学を選んでくれてありがとう」
「教師になることを決めてくれてありがとう」