おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。
まずは、やるきを継続させる方法(1)をご覧ください!。
実際、娘にこの方法を試すようになって、2つの変化がありました。
1つ目の変化は、「ピアノの練習をしなさい!! 👿 」と言わなくなったこと。
娘はピアノが好きで習い始めたのに、気分にムラがあり、練習をしたくない日には、
私が何度も「練習しなさい!」と言って、嫌々やるという感じでした。
言う私も嫌な気分になるし、娘もやらされている感じがするのでしょう、
明らかに不機嫌でした。
「無理やり習わせているのではないのに、やらせている感じがして嫌だ」
と私も気分が悪くなりました。
ですが、トークンエコノミーを取り入れてからは、
「今日も表に花丸がつけられるかなあ〜?
(娘は単なる丸は嫌だったようで、花丸にしています^^)」
と言うだけで、すぐにやり始めます。
(娘は1つのことに夢中になると、他が見えなくなる時があるので、
促す感じで声かけをします)
おかげで、私の嫌な気持ちになることはないし、娘も自発的に練習を始めているので、
練習に対して前向きです。
2つ目は、ピアノだけでなく、宿題に関しても、自分から表を作って、
できたら花丸をつけ始めました。
おかげで、小学校から帰ってからのリズムができました。
自発性も育ち、私は「よくがんばったね〜」とほめるだけ。
以前は連発していた「◯◯しなさい」を言う回数はかなり減りました。
表はよく見えるところに貼っています。
また、同じ箇所に「10個たまると鉛筆、20個たまると消しゴム、、、」
と書いた紙も貼っています。
この表を毎日見て、「あと、◯回やったら、鉛筆だね!!」と、とても嬉しそうです。
「物を買い与えるなんて、教育によくない」という意見もあり、
私はその意見を否定するつもりはありません。
「◯◯しなさい!!」と言わなくてもいい子供には必要のないことだと思いますが、
娘はそのようなタイプではありません。
以前の私は、怒らないようにしよう、と思い、
最初は「ピアノの練習やろうね〜」と優しく言うがやらない。
なので、だんだん腹が立ってきて、「練習しなさい!!」と怒ってしまっていました。
嫌な気持ちになるし、「また、言ってしまった」と毎回、自己嫌悪を感じていました。
だから、娘がうまくピアノをひいても、褒める余裕がありませんでした。
今は、促す言葉をかけるだけ。すると、娘は自ら、やる気を持って取り組みます。
そして、そんな娘の姿を私は褒めることができます。褒められて娘も嬉しそう。
そして、自分に対しても「子育て頑張ってるね」と褒めます。
自分を褒めるなんて、とても照れ臭くてできなかったし、
そんな余裕もなかったのですが、
自分で自分を褒めること、思ったよりもいい気分になります。
この方法を取り入れてから、私は笑顔でいる時間が増えました。
娘も笑顔が増えたかな。
自分の笑顔に気付く余裕がある、、、。
とても必要なことだと思います。