自分を認めると、歩みは進む 20191107

 
 
ご自分のやりたいことが見つかり、それを人に提供できるようになっている。例えば、カラーに興味があり、勉強して、カラーセラピーのセッションを始めたとします。
 
そのことについて、人から、
「自分のやりたいことが見つかって、それでセッションできるなんて、すごいですね」
と言われたとします。
 
この時、あなたなら、次のどちらの返事をしますか?
 
A:「ありがとうございます!!うれしいです」
B:「私なんか全然。たまたまです。どうして受けてくださるのか、不思議です」
 
クイズではないので、どちらが正解というものではありませんが、Bの返事は、相手からの賞賛、承認を全く受け取っていない状態です。自分で自分のことを全く認めていない。そして、事実も受け入れていません。
 
例えば、これが他の人の話だとします。
「あるカラーにとても興味がある人がいて、一生懸命勉強して、カラーセラピーの資格を取りました。友人に知り得た知識を話していたら、「セッションして」という話になり、実際にセッションをし始めたら、口コミで広がった」
 
客観的に聞いて、どのように思われるでしょうか?
「運がいい、たまたま」という意見もあるでしょう。でも、カラーが大好きで、勉強して資格も得て、周りの人にその熱意が伝わり、口コミが起きるほどセッション自体もすばらしい、、、これは事実です。
 
それを「たまたま」「どうしてか不思議」という言葉で片付けてしまったら、もったいないと思います。
 
「私はこんなにがんばったんだ!!!」とひけらかす必要はないですが、しみじみと「私、がんばったんだなあ」と自分の努力を認めることはとても大切です。なぜなら、認めた先に次への道が開けるからです。
 
認めると冷静に、「私のセッション、口コミが起きている。何がいいんだろう?どこがいんだろう?自分ではわからないから、受けてくれた人に感想を聞いてみよう」とか「セッションの種類を増やしてみよう。どういう反応があるだろう?」と次への道が見えてきます。
 
自己評価が低くて、自分に自信のない人にとっては、人からの賞賛や承認を受け入れることは難しいものですが、過小評価せず、過大評価せずに自分を受け入れる。ここから次への歩みは始まると思います。