「ええ加減」は「◯◯加減」に変換する

努力している人、真面目な人、一生懸命な人。この人たちに「がんばってますね」と言っても、絶対に「はい、がんばってます」とはおっしゃいません。逆に、「いえ、怠けてばかりです」「適当なんですよ」「全然。努力が足らないです」と言われます。でも、それはご本人が自覚されていないだけ。その方のことをよくご存知の方たち10人に「◯◯さんはがんばっていると思いますか?」と質問したら、10名全員が「すごくがんばっています」と返答されると思います。
でも、ご本人は「がんばっている」と少しも思っていないし、ちょっとでもサボる気持ちが出ると、自分を「ダメなやつだ!」と責め始めます。そのような方にお伝えする言葉があります。「ええ加減」は「いい(よい)加減」。
がんばっている方は、ちょっとええ加減なくらいが、普通の人と同じくらい(いや、それでもまだまだがんばっている可能性が高いですが、、)です。ちょうど「いい(よい)加減」です。自分に優しく、労って下さい。そして、ご自分をそっと抱きしめてくださいね。