人間関係の極意「すべての誘いには乗る必要はない」

人から「お茶しない?」「食事をしよう」などと、誘われる時、自分に自信がなかったり、他人に好かれるはずがない、と思い込んでいる人は、どの誘いも受けてしまうことがあります。「本当は行きたくないけど、せっかく誘ってくれたから」「誘いを断ると、相手が嫌な気持ちになるだろう」と、自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先させてしまいます。もちろん、この誘いで、今まであまり仲良くなかった人と仲良くなれることもあると思いますが、そうならないこともあります。なので、「頑張って行ったのに、自分の努力は無駄だった」と落胆し、「あの会話がいけなかったのだろうか?」「あの時の自分の返答がまずかったかしら、、、」と仲良くなれなかった自分を延々と責めてしまうことにもなりかねません。

 

 

本当は、あまり親しくない人と会ったり、話したりするのも好きではないのに、頑張って、相手のペースに合わせたり、話を合わせたりして、会った後に、疲れ果ててしまい、自分の言動を思い出して、いつまでも気にしてしまうようなことが続くと、人に会う行為そのものが嫌になってしまいます。すると、本当に会わなければならない人に会うチャンスまで逃してしまうことになるかもしれません。

「会いたいな」と思う人だけに会う。自分の気持ちに素直に従うことはとても大切です。