才能を感じるものと感じないもの

自分に「才能」がないものについては、他人のそれを見ても、「羨ましい」とか「悔しい」という感覚はありません。例えば、私には絵心がありません。なので、すばらしい絵を観ても、「すごいなあ」「色彩感覚、すばらしいなあ」とは思いますが、「こんな風に描きたい、悔しい」とは思わないのです。また、スポーツも苦手です。ですので、運動がうまくて活躍している姿を見て、「体を思うように動かせていいなあ」とは思いますが、やはり「あんな風にゴールできたらいいのに、、、悔しい」とは思わないのです。

反対に、才能がある分野は、センサーが細かくなり、ちょっとしたことを敏感に感じ取ります。「いい、悪い」を、理屈でなく、分かってしまう。最高のものに触れると、ビリビリするような感じ、鳥肌に似た感じを受ける人もいます。

 

才能は、初めから自分の中にあって気づきにくいものですが、触れると、自分から出る感覚でわかる、そんなものだと思います。