別の認知を取り入れる(1)〜本当に動いてないの?〜

 images
 
 
おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。
 
 
誰かと比べてしまう。
自分は自分のペースでやってると頭でわかっていながら、
できのいい人と比較して「できてない」と落ち込んでしまう。
 
 できていない自分は世には出ていけないと思って、引きこもる。
 
そして、自分のペースでコツコツやっていたこともやめてしまう。
 
「自分は何もやってない」とますます落ち込む。自分を陥れる罠。
 
 
 
そんな時、こんな問いを自分にかけてみる。
 
「本当に動いてないの?」
動いていない、と思う自分に、あえて真反対の問いをする。
 
 
 
そんな時、こんなことを教えてくれる人がいる。
 
「自分が動いていないって思ってるだけじゃない?」
 
 
「自分では動いていない、と思っても、例えば、新幹線に
乗ってるとするでしょ?それって自分は運転してるわけ
じゃないけど、動いてるんだよね。自分が気づいてないだけで」
 
 
「新幹線に乗るには乗るまでにしなきゃいけないことはある。
駅まで来る、切符を買うとか。準備だよね。準備してあとは
乗ってしまうと、目的地に自然に着いてる。こういうのも、
ちゃんと動いてるってことだよね」
 
 
自力で何でもしなきゃ、と思う人にとっては、
この発想はなかなか浮かばない。
 
 
自分の状態を客観的に見ることは大切。
 
 
そして、自分の考え以外のことを取り入れること、
「別の認知を取り入れる」ことも同じように必要です。