心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。
まずは、「他の誰かになりたかった私(2)」
をご覧ください。
アメリカで過ごして以来、
「他の誰かになろう」という考えは無くなりました。
すべての悩みが解消したわけではないし、
自分のできないことばかりに目がいく癖はいまだにありますし、
時々、自分のことが大嫌いになって、
その感情をどう処理したらいいかわからなくなることもあります。
ですが、「私は私でいいんだ」
という考えが消え去ったことは、それ以来、一度もありません。
当時撮った、とても大事にしている写真があります。
アメリカの大学の構内を5人の友達と私で、
手をつないで歩いている姿です。
何があったのか覚えていませんが、すごく笑ってる。
写真から笑い声が漏れてきそうなほどです。
この写真に何度も救われています。
「私は私で大丈夫」
と20数年前の私に言われている気がします。