*教科書はどんどんカラフルに、挿絵もどんどん”今風”になりました。
(今風って死語ですか??)
心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。
まずは、「元教師の小ネタ集(3)〜授業編(1)〜」
をご覧ください。
次は、授業用のノート作りです。
私は見開きの左ページに教科書のコピーを張り、
右ページに授業の流れを記入しました。
私には「マニュアルが絶対に必要」です。
なので、右ページには授業での「セリフ」を全て書いていきました。
「何を話すかをノートに書く」過程でセリフは暗記するので、
授業本番ではそのノートを見ながら話すことはほとんど
ありませんでしたが、この書く作業はとても大切でした。
セリフとは、
授業初めのあいさつ、
小テストの指示、
文法を説明するときの言葉、
ワークをするときの指示、
まとめの説明、など全てです。
授業をシミュレーションするように書きました。
クラスで当てる生徒さんの名前も書いていきました。
(各クラスの座席表はコピーしてました)
授業編(1)にも書いたように、
授業の専門書や雑誌を参考にしましたが、
「自分が普段使う言葉」の方が圧倒的に伝わるような気がします。
同じ学年で複数のクラスを教えるときは、
授業中または授業後に、流れや使用する言葉を改善していきました。
そのノートは私の「オリジナル」となりました。
同じ学年を教えるときは大いに役立ったし、
専門書や雑誌で新しい授業の組み立て方を見つけるたびに、
書き換えては試し、
私が教えやすく、生徒さんが理解しやすい方法が残されていきました。
(続く)