元教師の小ネタ集(3)〜授業編(2)〜20180411

*教科書はどんどんカラフルに、挿絵もどんどん”今風”になりました。
(今風って死語ですか??)

 

心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。

 

まずは、「元教師の小ネタ集(3)〜授業編(1)〜

をご覧ください。

 

次は、授業用のノート作りです。

 

私は見開きの左ページに教科書のコピーを張り、

右ページに授業の流れを記入しました。

 

 

私には「マニュアルが絶対に必要」です。

 

 

なので、右ページには授業での「セリフ」を全て書いていきました。

 

 

「何を話すかをノートに書く」過程でセリフは暗記するので、

授業本番ではそのノートを見ながら話すことはほとんど

ありませんでしたが、この書く作業はとても大切でした。

 

 

セリフとは、

授業初めのあいさつ、

小テストの指示、

文法を説明するときの言葉、

ワークをするときの指示、

まとめの説明、など全てです。

 

授業をシミュレーションするように書きました。

クラスで当てる生徒さんの名前も書いていきました。

(各クラスの座席表はコピーしてました)

 

 

授業編(1)にも書いたように、

授業の専門書や雑誌を参考にしましたが、

「自分が普段使う言葉」の方が圧倒的に伝わるような気がします。

 

 

同じ学年で複数のクラスを教えるときは、

授業中または授業後に、流れや使用する言葉を改善していきました。

 

 

そのノートは私の「オリジナル」となりました。

 

同じ学年を教えるときは大いに役立ったし、

専門書や雑誌で新しい授業の組み立て方を見つけるたびに、

書き換えては試し、

私が教えやすく、生徒さんが理解しやすい方法が残されていきました。

 

(続く)