子供への対応(13)〜進級、新学期(3)〜 20180415

 

 

心理カウンセラーの

八納慧果(やのうさとか)です。

 

まずは、「子供への対応(12)〜進級、新学期(2)〜

をご覧ください。

 

 

ただ、不安状態にもレベルがあり、

日常生活が送れなくなるような状態には、

早急な対処が必要になります。

 

 

 

本来、子どもは感情主体で生きているので、

その気持ちを吐露することで、

気持ちがスッキリする傾向にあります。

 

 

あるお母さんから、

毎年、進級の時期に不安状態に陥る

お子さんへの対応を相談されました。

 

 

私は次のように言いました。

 

「全て吐き出すまで、

側で見守ってあげてください。

共感できなければ共感しなくてもいいです。

いくら自分の子供でも、

ネガティブな話を聞き続けるには

キツイですよね。

『聞きたくないなあ』とか

『もうやめてほしい』と思うのは当然です。

そんな風に思っても、

ご自分を責めないでください。

けれども、

嫌な気持ちになっていることは

気づかれない程度に

平静は装ってくださいね」

 

(続く)