心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。
「自分のことは一番わからない」というフレーズ。
でも、これ、言い換えると
「自分のことはわかりたくない」
となります。
わからないことにしておいた方が都合がいいからです。
わかってしまったら、
確実に現実は変化するし、
行動も変化するし、
人間関係も、
考え方も、
生き方も、
持ち物も、
住む場所さえも、、、。
おそらく、変化しないものはないってくらいに変化すると思います。
そして、変化には「怖い」という感情がくっついています。
進むべき道を一番に通るのは、わかってしまったその人。
誰も通ったことがない。
似たような道を通った人はいるけど、全く同じではない。
だから、その道がどんな道なのか、
硬いのか、
柔らかいのか、
まっすぐなのか、
曲がっているのか、
行ってみないとわからない。
そして、ふと、今、自分がいる道を見る。
慣れ親しんでいる。
次の一歩がどんな状態かわかっている。
だから、これまで通り、わからないことにするのか。
怖いけど、わかったことにするのか。
(続く)