心理カウンセラーの
八納慧果(やのうさとか)です。
まずは、
「いい人」は才能であり魅力である(2)
をご覧ください。
Nさんに次のように尋ねました。
「Nさんが娘さんのクラス役員を
されたのは1年間だけですか?」
「はい、クラス役員は1年だけですが、
他にも委員はたくさんあるので、
ずっと何かしら、関わっています。」
「それは全て立候補ですか?」
「誰も手を上げないときは
立候補しますが、
1度役員をしたら、
声をかけやすいんだと思います。
『◯◯の係、されませんか?』と
声がかかることもあります。」
「Nさんが他の方に
声をかけることもありますか?」
「はい、あります。一緒にやって、
心地よく役員の仕事ができた方には
声をかけることもあります。
続けてお願いして申し訳ないなあ、
とは思うのですが、、、」
「ということは、
声をかけない方もいらっしゃる?」
「はい、申し訳ないのですが、
一緒に仕事をして、波長が合わないというか、
率直に言うと、信頼がおけないな、と思う方には、
声をかけてはいません、、、」
「それって、Nさんに声をかけられる方も、
全く同じ理由ではないですか?
Nさんが役員の仕事をしっかりやって、
信頼されているから、
声がかかるのではないですか?」
Nさんは
「いいえ、私なんて、、、」
とおっしゃいながらも、
伝えたことは納得されたようで、
「そういう見方もあるんですね」
と頷かれました。
(続く)