ピアノ教室で、娘は
一生懸命弾くときと
心ここに在らずの時があります。
先生は弾くことを
強制することはありません。
「弾くことを強制しない」
と聞いてはいましたが、
「もうちょっと厳しくても
いいのでは?」
と思うこともありました。
ある日、娘は、
「今日は、ピアノ教室には、
お話をしに行く」
と行く前に宣言し、
ピアノの先生にも
「今日は、お話だけしに来た」
と告げました。
先生はびっくりしつつも、
「じゃあ、話して」
と娘の話
(確か、運動会か遠足の話だったと思います)
を聞き、
娘の気が済んだ様子を見て、
「じゃあ、1曲だけ弾く?」
とおっしゃいました。
(続く)