セブヘ家族で語学留学体験(5)20190901

(セブ郊外の街の様子)
 
心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。
 
まずは、「セブへ家族で語学留学体験(4)」をご覧ください。
 
 
5時まで授業を受けたあとに、学校が近くのスーパーやショッピングモールまで送迎してくれたので、何度か利用しました。
 
陽の高いうちに見るセブの街で一番感じたのは、貧富の差でした。
 
語学学校のすぐ近くに高級リゾートホテルがあります。超高級マンション群もあります。立派な門扉を構えた大豪邸や高級レストランもあります。セキュリティーがしっかりしていて、エントランスにはガードマンや麻薬犬が待機しています。優雅な雰囲気で、空気感が違います。
 
そして、そのすぐ隣りには、トタン屋根の長屋のような家が連なっています。廃屋かと思う建物にも人が住んでいるのに気づいた時は、正直、ショックでした。
 
フィリピンは、高級住宅地と貧しい地域がはっきりと分かれていなくて、隣り合っているので、危ない場所とそうでない場所がとても分かりにくいのだそうです。夜に一人で出かける、特に女性だけで出かけることは絶対にしないように、と言われました。
 
また、セブ市街に出かけた時、赤信号になると、たくさんの大人や子どもが水やおにぎり(のような手作りの食べ物)を売るために、車の間を歩き回っているのを目にしました。その中で、物乞いをしている年老いた女性(孫を抱いていました)もいました。「そんなに貧富の差があるのか」と絶句でした。
 
滞在中は、貧富の差に衝撃を受けて、ただただびっくりするばかりでしたが、今、思い出すのは、フィリピンの人から出ているエネルギーです。「必死」なエネルギー。物乞いがいいことだとは全然思いません。でも、あのおばあさんはお金を得るために必死でした。車に轢かれそうになりながら必死にお金を求めていました。
 
語学学校の先生にも、熱い人が多かったです。授業中も「情熱」「熱中」「夢」「目標」という単語がたくさん飛び交っていて、「由美子(本名)はこれからどんな人生を生きようと考えているの?」と何回も質問されました。
 
最近の私は、「これやりたい。がんばりたい」と思いながら、やり始めるのにも、やり続けるのにもものすごくエネルギーが必要だと感じていて、これまでの経験値で「これくらいかな」と、勝手に自分のエネルギー量を決めていたような気がするのです。
 
それがいいとか、悪いとかではないです。
 
ただ「ああ、私の中には出したい、と思っているエネルギーがあるんだ」と感じました。
 
このタイミングで、大切なことを取り戻すために、フィリピンに行ったんだな。
そう思っています。
 
(つづく)
 
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