世の中には情報がたくさんあり、いい情報を得た瞬間は、「そうだ!」と思うのですが、日常生活を送る間に、いつもの思考の癖は戻ってきます。
そんなとき、「自分をハッとさせる問いかけ」はとても役に立ちます。これはその1つです。
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問題を見つけるのが上手い人がいます。
問題を見つけるのが上手い人は、1つの問題が解決したら、次の問題を見つけます。時に、「わざわざ、探してる?」と思うくらい、ぴったりのタイミングで見つけます。
問題の多くは、客観的に聞くと、「そんなに大問題じゃない」と思えます。(もちろん、大きな問題もあります)
でも、当の本人にとっては、「これを解決しないと次には進めない!」と思い込んで悩み、解決するために、たくさんの時間をかけます。
実は、私にもあります。元来、問題発見が得意で、解決を考えるのが好きなので、ついつい、やってしまうのです。でも、そのせいで、感情的に不安定になるし、時間があっという間に過ぎ、やるべきことができないこともある。
そんなとき、本当に「解決しないといけない問題」か、「そうではない」かを見極める問いかけに出会いました。
「それは、人生をかけて解決しないといけないことですか?」
ちょうど、そのとき、悩んでいることがあり、それでこの問いかけを自分にしたのですが、即答!「いいえ、人生をかけるほどではないです」
思考がはっきり否定しました。無論、感情に多少のざわざわは残りましたが(時間差が出ます)、その問題が頭に浮かぶたびに、「それ、人生をかけて解決しないといけないこと?」を問いかけました。毎回、回答は「いいえ!」。それが続くと、消えていきました。
それ以降、「問題発生!」のアラームが自分の中で鳴るたびに、上の問いをします。驚くほど多くの問題に「いいえ」と答えている自分がいて、苦笑です。