メンタルコーチ・心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。
天気の悪い朝。
空を見る、、、曇ってる、、、視界が悪いな、、、ちょっと頭が重いかも、、、イヤだな、、、。
何をするのも、億劫だな、、、。
天候の悪さが体調に影響することってあると思います。
「天気が良くないから、気分がすぐれなくて当然」。こんな風に考えても、気分の重さはそのままです。
では、「天気が良くなくて、気分がすぐれない?そんなこと、ありえない!」と否定するのがいいのでしょうか?
否定すると、ますますその考えにとらわれてしまいます。やることはいっぱいあるのに、一向にやる気のできない自分にますます嫌気がさして、できない自分を責めてしまいます。悪循環が始まります。
なので、こういう時は、「気分が上向くような写真を眺める」ことを決めておきます。あなたにとって大好きな場所はありますか?
例えば、このような海はいかがですか?
太陽がパーっと降り注いで、白い雲が美しくて、思わず出かけたくなるような陽気の大好きな場所の海。その写真を見ながら、思いっきり深呼吸します。下を向いていた目線が、自然に上を向きませんか?
不思議なもので、そうすると、頭を覆っていた霧のようなものがだんだんはれていくのが分かります。
人は気持ちを変えようと思っても、なかなかうまくいきません。でも、行動を変えると、気持ちまで変わってきます。
よかったら、大好きな場所の写真を用意してください。そして、気分がイマイチな時、騙されたと思ってやってみてくださいね。すべてがスッキリするわけではありませんが、ちょっと、気分がよくなります。この「ちょっと」の積み重ねが、大切です。