年齢を重ねるにつれ、家族や仕事、親の介護、子育ての終わりなど、日々さまざまな出来事に向き合うことが増えていきます。
そして、40代、50代、60代の女性たちは、自分のことよりも誰かのために尽くしてきた方が多いもの。
そんな日常の中で、ふと「私は大丈夫かな?」「これでいいのかな?」と不安になる瞬間が訪れることもあるのではないでしょうか?
そんなとき、自分を立て直すための「魔法の言葉」を、ひとつ持ってみてほしいのです。
私にとっての魔法の言葉は、朝起きた瞬間の「わ〜、幸せ」。
たったそれだけ?と思われるかもしれません。
でもこの言葉、実はものすごく強力です。
朝一番、何の前提もなく、ただ「幸せ」と言葉に出すことで、「今ここにいること」がありがたく感じられるのです。
実際に声に出して、自分の耳でその言葉を聞くことで、脳はその言葉の意味を現実として受け取ろうとします。
そして、その日1日、どんなことがあっても「結局、私って幸せかも」と思えるようになるんです。
これは“思い込み”ではなく、“脳の習慣づけ”です。
例えば、
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朝から夫に嫌味を言われてイライラした日も、「でも私は、幸せを選ぶって決めてたな」と思い直せた。
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予定通りにコトが進まなくて、気分が沈みかけたときも、「今この瞬間を味わおう」と穏やかな気持ちになれた。
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今夜の夕食は一人。でも「おいしいな」と思えた。
こうした小さな感情の積み重ねが、自分自身の「ごきげん」を守ってくれるのです。
魔法の言葉は、人それぞれ違っていいんです。
たとえば──
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「私は私でいい」
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「なんとかなる」
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「今日も、よくやってる」
これらも、心を整える力を持っています。
ぜひ、あなたの心にフィットする“魔法の言葉”を探してみてください。
そして、できれば毎朝、声に出してみてください。
誰に聞かせるわけでもない、自分のための言葉。
だけどそれが、人生の質を静かに、でも確実に変えてくれる力になるのです。
今日という日が、あなたにとっての「幸せ」に満ちた一日になりますように。