心理カウンセラーの
八納慧果(やのうさとか)です。
まずは、「子供への対応(12)〜進級、新学期(2)〜」
をご覧ください。
ただ、不安状態にもレベルがあり、
日常生活が送れなくなるような状態には、
早急な対処が必要になります。
本来、子どもは感情主体で生きているので、
その気持ちを吐露することで、
気持ちがスッキリする傾向にあります。
あるお母さんから、
毎年、進級の時期に不安状態に陥る
お子さんへの対応を相談されました。
私は次のように言いました。
「全て吐き出すまで、
側で見守ってあげてください。
共感できなければ共感しなくてもいいです。
いくら自分の子供でも、
ネガティブな話を聞き続けるには
キツイですよね。
『聞きたくないなあ』とか
『もうやめてほしい』と思うのは当然です。
そんな風に思っても、
ご自分を責めないでください。
けれども、
嫌な気持ちになっていることは
気づかれない程度に
平静は装ってくださいね」
(続く)