この夏、初めてのことを体験しています。それは、娘の通う小学校のプール監視。当番ではなくて、監視員です。(監視員は、市主催の救命救急の講座を受けることが必要で、受けると、市の臨時職員になります。びっくり!)
「志願したの?」との質問の答えは、、、まちがって志願しました。まちがった!と気づいた瞬間、断ればよかったのですが、「まあ、いっか!」とそのまま引き受けてしまいました。
ただ、焼けるのも暑いのも大嫌いな私。主人から「なぜ、引き受けた?なぜ、断らなかった?」と不思議そうに尋ねられました。私も「なんでだろう?なんで、まあ、いっか!と思ったんだろう、、、」と暑さが厳しくなるにつれ、引き受けたことを後悔。でも、密かに、楽しみにだなと思っている自分もいて、そのことにびっくりしていました。
この話を知り合いにすると、その人が答えてくれました。「由美子さん、だって、やりたかったんでしょう?人間ウォッチングを。プール当番よりももっと近くで、大義名分の下で」、、、、、ああ、その通りです笑!なんで分かるの?ばれちゃった笑い、してました、私。
人間ウォッチングは物心ついた頃から、ずっと大好きです。母から聞いた話。
ーある日、私は迷子になった。母が探していたら、年配のかしまし女子、数名が笑い声を上げながらお話されていた。私はその輪の真ん中にいて、かしまし女子のお一人お一人のお顔をじ〜っと拝見して、笑っていたとのことー。母はびっくりしたらしいのですが、人に興味があるのは、昔からのようです^^
さて、プールの監視ですが、小学校の低学年、中学年、高学年、とそれぞれカラーがあっておもしろい。小学1、2年生は、「わたしを見て〜」「ぼくを見て〜」とアピールしてくる子が多い。泳ぐのを見て、とかわいく声をかけてくる子、治りかけてほとんど目立たなくなった怪我を見せてくる子、帽子が脱げたからかぶせてと言いにくる子、プールに浮かんでいるゴミを何度も渡しにくる子、、、。かわいいけど、人数が増えるとめんどくさい。小学校の先生はすごい、と敬意を払います。
小学3、4年生になると、アピールする人数は減りますが、強烈にアピールする子が数名います。プールの端からものすごい勢いで泳いでくる子、ビート板の上にずっと座って遊泳している子、潜水して近づいてきて驚かす、けど、私の反応にはノーリアクションの子、、、。男女関係なく、というよりも、活発の女の子は男子のグループで、おとなし目の男子は女子グループで遊んでいる気がします。
小学5、6年生の中には、びっくりするくらい大きな男の子もいて、6年間で人ってこんなに成長するのか!と驚きます。監視員に声をかける子はほとんどいない。男女も混じって泳ぐこともなく、女子は泳ぎが本当に好きという感じの子が多い。男子はプロレス技らしきものをかけあっては監視員に叱られる、けど、数分後にまたやって、また叱られる。
子供達の動向に気を配りながら、本当に見ていて飽きません。丸6時間、炎天下にずっといるし、ずっと気が張り詰めているので、疲れます。けど、子供のエネルギーは爽やかで心地よくて、疲れが後を引かない感じです。来年も、もし機会があれば、やるかも、、、なんて、思っています。