おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。
ある人があることを達成するために努力しています。
例えば、
マラソン選手が0.1秒速く走るために、走法の改良を続けている。
受験生が英語の点数を1点あげるために、単語を覚え続けている。
料理家が最高の出汁を取るために、昆布を取り出すタイミングを探っている。
ですが、その成果は短期間で出ないことが多い。
もちろん、全く起こらないわけではないが、タイムラグは起こります(と、私は思います)
このタイムラグ。
人によってはほんの数日かもしれないし、年単位になることもあります。
努力を続けてたら、必ず力はついていますが、
力がついてることはなかなか目に入る形で見えないのです。
マラソン選手なら、走法を変えたためにかえってタイムが落ちることもありますし、
受験生は単語に力を入れたために、一時的にリスニング力がを落ちることもあります。
すると、人はどうするか。
多くの人は諦めてしまいます。
「やってもダメなのか」
「やりかたが間違っているのか」
「無理なことをやろうとしているのか」
目に見えないと不安にもなるし、自分に対して疑いも出てきます。
でも、そんなことは絶対にない、と思うのです。
目には見えないけど、それこそ、小さな小さな一滴かもしれないけど、
確実に努力は実を結んでいる、と。
例えば、
器に水を一滴ずつ入れる。
確実に水は溜まっているが、溜まっているかどうかはわからない。
では、いつ、わかるの?
それは、器から水があふれ出した時にわかるのです。
「あ、努力が実を結んでいるんだな」と。
成長曲線とは、次のような曲線のことです。(つづく)