人間関係を改善する(16) 〜人に誤解を与えないように表情に注意する〜

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おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。
 
にこやかな人と
ムスッとしている人。
 
 
あなたなら、どちらの人に話しかけますか?
 
 
ほとんどの方は「にこやかな人」と答えると思います。
その人の本当の性質はわかりませんが、
にこやかにしている人には近寄りやすい雰囲気があると思います。
 
 
別に必要以上にニコニコする必要はないですし、
いい人に見られるために笑顔でいましょう、
と言っているわけではありません。
 
 
事実として、ムスッとした表情をした人には近寄りがたい。
 
これは、誤解されるし、とても損をしていると感じるのです。
 
 
そして、ムスッとしている人の多くは「自覚がない」ことも多いのです。
 
 
実は、私がその傾向があります。
ムスッとしているというよりも、無表情になってしまいます。
 
 
特に、
考え事をしている時
お腹が空いた時
不安に思っている時
に無表情になるのです。
 
 
そのため、親しい人に
「怒ってる?」
「機嫌悪い?」
「無表情、怖いよ」
と何度も言われました。
 
 
その度に
「怒ってないよ、考え事してただけ」
「お腹空いて、力が出ない」
などと言うのですが、普段から気をつけるようにしています。
 
 
繰り返しになりますが、
人に媚を売る必要はないですし、
怒ってはいけない、と言いたいわけではありません。
 
一人でいる時に常に笑顔なのは、不気味です。
 
でも、私の場合は無表情でいることに気づかず、
「無表情=怖い」という印象を与え、
人を不快にさせたり、不安にさせていました。
 
  
自分の無意識の表情や態度を
鏡や撮影したビデオで客観的に見ることで、
改善することは、
良好な人間関係を育む上で大切なことだと思います。