おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。
まずは、会話がかみ合わない 〜感情を否定することで起こる誤解〜(3)
をご覧ください。
2つ目は「感情とは正反対な態度をとる」です。
このタイプの人は、「言いたくない」「恥ずかしい」
という感情を感じてはいけない、
相手にも悟られてはいけない、と思っていて、
自分の中から取り除こうとします。
つまり、なかったことにしようとします。
いくら感情をなかったことにしようと思っても、なくすことはできません。
「言いたくない」「恥ずかしい」という感情を感じたことは事実です。
でも、それを表に出してはいけない、と思うので、
無意識に避けるような行動や発言を取ります。
聞いている方は「ごまかされた」「嘘をつかれた」と感じてしまうこともあり、
ここに「違和感」を感じます。
先のFさんに感じた違和感も、まさに、ここから出ています。
(続く)