「人を判断する」を「人のことをよく見ている」に書き換える(1)20180309 

 

おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。

 

 

「人と話すとき、相手に嫌な思いをさせたくない、といつも考えています。

どのように伝えたら相手は傷つかないか、と言葉を選んでいたら、

口数が少なくなります。

でも、話したいこと、伝えたいことはたくさんあるのです」

 

 

Gさん(女性)は、人との会話で悩んでいるとおっしゃいました。

 

 

Gさんは接客の仕事をされていて、以前から言葉使いやタイミングには

気を遣われています。

 

 

仕事上では問題はないのですが、親しい友人や家族にもそうなってしまって

困っている、とのことでした。

 

詳しく話を伺うと、Gさんの中に次のような思い込みがあることがわかりました。

 

「私は人に会うと、すぐに”判断する”傾向があるんです。

『この人は○○な人だ』とか『この人、こんなこと、言わないほうがいいのになあ』とか。

 

人を判断するって、嫌な性格ですよね?

 

なので『判断してはいけない!』とすぐにやめるようにしているのですが、

やっぱり判断してしまうんです。

 

判断すると批判ばかりしか見えなくなってしまって。

 

そんなことを考えていると、誰にも何にも言えなくなってしまって、、、」

 

(続く)