おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。
「人と話すとき、相手に嫌な思いをさせたくない、といつも考えています。
どのように伝えたら相手は傷つかないか、と言葉を選んでいたら、
口数が少なくなります。
でも、話したいこと、伝えたいことはたくさんあるのです」
Gさん(女性)は、人との会話で悩んでいるとおっしゃいました。
Gさんは接客の仕事をされていて、以前から言葉使いやタイミングには
気を遣われています。
仕事上では問題はないのですが、親しい友人や家族にもそうなってしまって
困っている、とのことでした。
詳しく話を伺うと、Gさんの中に次のような思い込みがあることがわかりました。
「私は人に会うと、すぐに”判断する”傾向があるんです。
『この人は○○な人だ』とか『この人、こんなこと、言わないほうがいいのになあ』とか。
人を判断するって、嫌な性格ですよね?
なので『判断してはいけない!』とすぐにやめるようにしているのですが、
やっぱり判断してしまうんです。
判断すると批判ばかりしか見えなくなってしまって。
そんなことを考えていると、誰にも何にも言えなくなってしまって、、、」
(続く)