おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。
書道は、心のざわめきを穏やかにしてくれるもの。
悩みや不安、上手くいかない出来事があっても、
書く準備をするうちに気持ちがだんだん落ち着いてきます。
机を雑巾がけして、
下敷きを引き、
半紙を置いて、
文鎮を下から上にすうっと引いて、右上横に置く。
お手本は左側に。
机からこぶし大くらいの距離をあけて座る。
自然と背筋が伸びる。
墨をする。好みの墨の濃さになるまでする。
すった墨の中に筆を置いて、たっぷり染み込ませる。
筆先を整えて、半紙に第1画目の筆を下ろす。
書くほどにだんだん心の曇りは消えていく。
書くことに集中する過程で、悩みや不安の割合が小さくなっていく。
ある意味、無。
今思い出すと、私にとって書道は一種の精神安定剤だったなと思います。
(続く)