書道から教えてもらったこと(1)〜一種の精神安定剤〜 20180320

 

 

おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。

 

書道は、心のざわめきを穏やかにしてくれるもの。

 

悩みや不安、上手くいかない出来事があっても、
書く準備をするうちに気持ちがだんだん落ち着いてきます。

 

机を雑巾がけして、

下敷きを引き、

半紙を置いて、

文鎮を下から上にすうっと引いて、右上横に置く。

お手本は左側に。

 

机からこぶし大くらいの距離をあけて座る。
自然と背筋が伸びる。

 

墨をする。好みの墨の濃さになるまでする。

 

すった墨の中に筆を置いて、たっぷり染み込ませる。
筆先を整えて、半紙に第1画目の筆を下ろす。

 

書くほどにだんだん心の曇りは消えていく。

 

 

書くことに集中する過程で、悩みや不安の割合が小さくなっていく。

 

ある意味、無。

 

今思い出すと、私にとって書道は一種の精神安定剤だったなと思います。

 

(続く)