子供への対応(9)〜褒めるタイミング(2)〜 20180323

 
 
 
おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。
 
 
まずは、「子供への対応(8)〜褒めるタイミング(1)〜
をご覧ください。

 

多くの場合、宿題をやり始めたお子さんを怒る、

または、嫌味なことを言ってしまいがちです。

 

例えば、

「約束したんだから、早くしなさい!」

「早くすれば、すぐに遊びに行けるのに、、、」
「約束したんだから、宿題をするのは当たり前でしょ」

などです。

 

このように言われると、お子さんにとって

 

「宿題をする」=「お母さんから怒られる(または嫌味を言われる)」

 

→嫌な気持ちになる

 

→「宿題は楽しくない、やりたくない」

 

 

という図式になってしまいます。

 

確かに、
宿題をする、と約束したことは事実ですし、

約束したことをするのは当然のことです。

 

でも、お子さんは友達との約束よりも、お母さんとの約束を守ったのです。

この行為は大いに褒めてあげていいと思います。

 

「宿題を始めて、お母さんは嬉しいわ」と褒められたら、お子さんにとって、

 

「宿題をする」=「お母さんから褒められる」

 

→うれしい

 

→「宿題はやる気になる」

 

という図式になります。

 

(続く)