元教師の小ネタ集(3)〜授業編(3)〜20180412

心理カウンセラーの

八納慧果(やのうさとか)です。

 

まずは、

元教師の小ネタ集(3)〜授業編(2)〜

をご覧ください。

 

授業中の目線についてです。

 

 

今から10年前、私は

「授業の腕を上げたい」

「もっとわかりやすい

授業をしたい」と思い、

ある模擬授業研究会に

参加しました。

 

その時にポイントを

いくつか教えてもらいました。

 

・目線を止めるポイントは5か所。

 

5か所とは、

一列目の窓際の席、

一列目の廊下側の席、

最後尾の窓際の席、

最後尾の廊下側の席、

そして、一列目のど真ん中の席。

 

 

教師の目線は前から

2〜4列の真ん中に集まりやすいです。

普通に目線が送れるからです。

 

そして、一列目というのは、

一番見ていない席なのです。

(生徒さんも

「一番前の席だと先生と目が合わない」

と言っていました)

 

別に生徒さんを

脅かすつもりも

怯えさせるつもりもありませんが、

授業がスタートして、

早い時間にこの5か所を抑えると、

生徒さんは

「この先生、見てる」と思って、

授業に集中してくれます。

 

 

・机間巡視はポイントを決める

 

 

よくテレビドラマで、

英語の音読の時間に、

先生が教室内を音読しながら

歩くシーンが出てきますが、

それを「机間巡視」と言います。

 

 

私は必ずチェックすることを1つ決めて、

机間巡視をしていました。

 

例えば、

教科書をちゃんと手に持っているか、

背筋は伸びているか、

音読回数を「正」の字でつけているか、

などです。

 

 

声が出ているか、

ペアワークをしているか、などは

教卓にいた方が全体を把握できます。

 

目線1つがいろいろなことに

繋がっていることがわかって、

とても興味深く、

試行していました。

 

(続く)