心理カウンセラーの
八納慧果（やのうさとか）です。
初対面の人と会う時、緊張する方が
多いと思います。
人それぞれ、
緊張のパターンはあります。
例えば、
緊張のあまり、
何も話せなくなってしまう。
緊張を隠すための、
必要以上に饒舌になってしまう。
この２つの状態は、
表に出ている行動は真反対ですが、
「いつもの自分でない」
という点で同じ状態です。
饒舌になっている状態は、
無言よりはいい、
と思われるかもしれませんが、
「本当に話さなくては
いけないことは話せていない」
「相手の話を聞く余裕がない」
ということを考えると、
無言であることと
さほど違わないのです。
これに対処する方法の１つは
「予行演習」することです。
例えば、友人の結婚式のスピーチを
頼まれたとします。
よほど、しゃべりに自信がある人で
ない限り、原稿を書いて、
何度も何度も練習して、
当日を迎えると思います。
それでも当日、緊張はしますが
「何を言うかを決めて、
練習を重ねている」という事実は、
大きな自信になります。
初対面の人と会う時の
緊張を緩和させる方法も、
これと同じです。
場所を想定する。
会話のスタートを決めておく。
話すことをいくつか箇条書きに
しておく。
与える印象を考えて、
洋服選びをする
など、決めておけることは
いろいろあります。
（続く）
