親子でも会話は謎解き!(4) 20180624

 

心理カウンセラーの

八納慧果(やのうさとか)です。

 

まずは

親子でも会話は謎解き!(3)

をご覧ください。

 

こんな風に、

子供は説明はすっ飛ばして、

感情を真っ先に言葉に出す傾向があります。

 

 

例えば、あるお子さんの会話。

普段は遅く帰るお父さん。

でも、その日は早く帰れました。

 

お父さん:「ただいま」
お子さん:「なんで、いるの?」
お父さん:「、、、」

 

これも

「え?こんなに早い時間にお父さんがいるなんて、

信じられないし、嬉しい!」

「なんで、いるの?」

に集約されています。

 

 

親は、謎解きで解明する必要もあります。

 

ただし、小学2、3年頃まで

このような会話であるなら、

「なんで、いるの?」という表現は

相手に対して失礼で、誤解を生む、

ということも話す必要もあります。

 

 

その意味でも、

親の判断で言葉を推測するのではなく、

お子さんはどのような意図で言葉を選び、

発しているのかを

日頃から観察する必要がある、と思います。