処世術を、もともとの考え方だと思ってしまう(1) 20190712

 
 
 
心理カウンセラーの
八納慧果(やのうさとか)です。
 
 
人には、それぞれ独自の
「処世術」
(生きてゆく方法や巧みな世渡りの方法)
があります。
 
 
例えば、
 
子供の頃から、
 
頭がよく、
成績がよい。
 
 
 
でも、
それを見せびらかすと
いじわるされたり、
悪口を言われたりするので、
 
答えをわざと間違えたり、
できていないふりをしたり、
「運がよかった」
「まぐれだった」
などと、言ったりします。
 
 
 
このようにすることで、
 
人からの嫉妬を避けられたり、
いじわるされない、など、
自身の身を守ることができます。
 
 
 
このことに関しては、
いいも悪いもないのですが、
 
 
この処世術を使い続けることで、
 
「自分はもともと
 こういう人間だった」
 
という考えになってしまいます。
 
(続く)