心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。
夏のフィリピン語学留学で「英語をもっと話せるようになりたい!」と思い、9月半ばから、週4回、オンラインで英語の授業を受けています。
朝8:00-8:50。朝ごはんを作り、娘に食べさせて、学校に見送り、洗濯物を干した後の時間。1日のスタートで英語にどっぷり浸かることは、とてもいいリズムになっています。
「なんだか、英語が以前よりも話せている気がする」
それは決して、短期間で一気に英語力が上がったわけではないです(残念ながら)
「間違えてもいいや」という気持ちになったことで、「英語を正確に話さなければならない」と思わなくなったことが一番大きい。
以前なら、英語で会話を続けるよりも、「単語がわからない」「英語で説明するのは無理」との思いの方が優っていて、話を続けることを諦めていました。
・間違えることは恥ずかしい
・単語を知らないので、この話題は無理だ
・簡単な英語で言い換えることはカッコ悪い
・聞き返すことは「わかっていない」ことがバレるので恥ずかしい
・こんなレベルでは英語を話す資格がない
私は「0か100か」で物事を考え、結果、いろんな制約をつけて「私はできない、なので、やらない」と決めてしまう。英語に関してもそうだったわけです。どれだけカッコつけようとしていたのかと思うと、その方がずっと恥ずかしいです。
今では、なんとか思っていることを伝えたい、と、つまりながらでも話します。フィリピンの先生も一生懸命聞いてくれます。思うように単語が出て来ずになかなか伝わらなくて、途中で何を言ってるのかわからなくなるときもありますが、そんな時は「ゆみこが言いたいのはこういうことね」と伝わりやすい英語で言い直してくれて、本当に勉強になります。「次、このことを話す時は、この単語を使うとすぐに伝わるな」と思うことばかりです。
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ここ2年くらいで、いろいろと「自分のできない」ことを認めてカミングアウトして、生きることがどんどん楽になっています。以前は「できない」と認めると、そこで何もかもストップすると思っていたのですが、逆でした。「できない」と自分をさらけ出すことで、次の道が見えてきます。
「英語、できませーん」と自分の実力を認めることで、英語がどんどん好きになっています。あんなに劣等感を感じていた英語。おそらく、人生で今一番、英語が好きです。英語を学んでいる自分も好きです。