子供は乾燥肌になりやすいと言われています。子供は皮膚のバリア機能が未熟で、 水分を保ちにくい状態だからです。そのため、水分保持が難しいので、肌は乾燥しやすくなってしまいます。
一般的には、「汗が皮膚に良くないので、シャワーを浴びて保湿」とのアドバイスを受けると思います。他にも、乾燥肌による肌荒れを治す効果的な方法をご紹介します。
1)皮膚疾患は感染症の要素が極めて高いので(アトピーも同様です)、栄養として、サプリのビタミンAとビタミンDの大量投与する。
2)汗をかいた後の対応として、
1.シャワーを浴びる
2.殺菌のため、竹酢(ちくさく)液を塗る(肌の引き締めと保護膜の形成に役立つ)
3.保湿のため、ヒルロイドを塗る。(肌をパックする感覚)
3)ステロイドが配合されている皮膚用薬の使用には賛否がありますが、ひどい肌荒れの場合は、肌を保湿できる状態に戻すことが先決です。そのためにステロイド配合の皮膚用薬を塗ることも時として必要かと思います。その際、塗り方に注意があります。ステロイド用薬は、あくまでも皮膚の保護膜を作り、炎症を抑えるのが目的なので、こするように塗るのはNGです。化粧をするときに、肌にそっとつけるように、ポンポンとのっけて、そっと伸ばすのがよい塗り方です。
4)食事面では、新鮮な魚を食す回数を増やすこと。魚のEPAが炎症を抑えるのに効果があるからです。また、油はオリーブオイル、ココナッツオイルなど、質の良い、酸化しにくいものを使用すること。また、食物アレルギーの可能性もあるので、数百項目以上の食物アレルギー検査をすることも必要となります。
5)最後に、お風呂では、体は石鹸をつけて軽く洗うこと。ナイロンたわしでゴシゴシはNGです。
子供は夜に寝汗をかいて、かゆみが発生して身体中をかき、翌朝は傷だらけになっていることがよくあります。そのため、特に、春夏は朝起きてすぐにシャワー、その後も、1日に数回シャワーを浴びるようにしなければなりません。でも、相手は子供。すぐに汗をかきます。また、気分によって、「シャワーを浴びたくない」と。「浴びなさい!」「イヤだ」の攻防を繰り広げることもありますし、また、シャワーを浴びるたびに、大量に出る洗濯物との格闘の日々。正直、ものすごく疲れます、、、ですよね。
でも、やるしかない!お母さんは、必ず良くなることを信じて、日々、対応を続けていくことになります。
そして、いつもがんばっているお母さん、ご自身へのねぎらいの言葉とご褒美を忘れずに用意してください^^