おはようございます。心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。
まずは、娘のピアノの練習法(1) をご覧ください。
とはいえ、練習時にいつも冷静でいられるわけでなく、
熱が入ると、口調がきつくなったり、無理な練習方法を伝えることもありました。
「私はそばにいない方がいいのではないか。
でも、いないとまだ、正確な弾き方がわからないし。
どうすればいいんだろう?」
と悩んでいた時に、認知療法と行動療法に基づく方法を教えていただきました。
まず、親が子供に教えるときに、感情的にならない方が無理。
この言葉には心底ほっとしました。
(もちろん、肯定するわけではありません。
そうなりがち、ということは知っておく必要があるという意味です)
できれば、楽譜の読み方や弾き方をしっかりマスターさせて、
家では練習のみできるようなピアノ教室にした方がいい、とのこと。
ただ、個人的な感想ですが、これはかなり難しい。
「練習は家で」が一般的だと思います。
では、どうするか?
私は「10分教えて、5分休憩」のタイムスケジュールにします。
これだと、感情的になる前に休憩になるので、気持ちがクールダウンできます。
できたら、私自身に対して、「がんばったね!」と褒めたり、
体をさすったりして、トークンエコノミーで丸を付けます。
この方法に切り替えてから、感情的にもすっきりした気持ちで
練習にも付き添っています。
5分の休憩中、私はピアノから距離をとります。
でも、娘はちょうど練習にノッてくる頃なので、
「このまま練習してもいい?」と練習を続けます。
当然、上手くなります。
娘のピアノの練習時での自主性が、ますます高まっていることを感じます。