ヘルペス(帯状疱疹)とは15年以上の付き合いになります。
初めてかかった時は、強烈な喉の痛みと熱とだるさで、口腔内と唇全体に口内炎ができました。
全部で3つの内科や耳鼻科に行きましたが、どの病院でも「風邪」と診断されました。でも、薬を飲んでも一向に治らずに、途方にくれました。
「ヘルペスかも?」と、主人が手に入れたどこからかの情報を元に、皮膚科に行くと、
「ヘルペス」と診断され、抗生剤をもらって5日もすると、あっという間に回復しました。
でも、それ以来、年に1、2回、ヘルペスが必ず発症するようになりました。
唇に、軽い火傷のようにちょっとぷくっと膨れたものができる。
「あ、まただ、、、」
喉のリンパがちょっと腫れて、ちょっと痛い。
ちょっと体がだるい。
”ちょっと”なんだけど、この”ちょっと”にいやーな気持ちになります。
ヘルペスになる自分が許せなくて、
・なぜ、毎年なるの?
・体に出るまで、がんばるからでしょ?
・いやいや、そんなにがんばってないでしょ?
・年齢のせい?うわー、落ち込むわ、、、
・ヘルペスを予防できないなんて、ダメな私だ、、、
体力的に弱っているのに、自分で自分をバッシングして、心身ともに弱り、なかなか回復しません。
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「自分をバッシングしても、何もいいことはない」
そんな当たり前のことに気づいたのは、ほんの2年くらい前。
5月か10月の季節の変わり目に、やって来るヘルペス。
私の場合は、夜更かし(といっても、11時くらいに寝るのが2、3日続くだけなんですけどね)と外食が続くと、出る確率が高いようです。そんな分析もできるようになりました。
また、ヘルペスに効果のあるサプリの存在も知り、それを多目に飲んでゆっくり過ごすと、抗生剤よりも早く回復することもわかりました。
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2019年10月。
ヘルペスはまさかの誕生日前日にやってきました。さすがに「え?今日?」と落ち込みましたが、
・健康でいられることのすばらしさ
・いつもの日常の幸せ
を例年以上に感じることができた、素敵な日になりました。
「ゆっくり休め」のサイン。
「生活を見直しなさい」のサイン。
「がんばったんだね、私」のサイン。
そんな感じに受け止めて、ヘルペスと付き合っています。