心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。
まずは、「大学でのノートの取り方のポイント(3)」
をご覧ください。
3. エネルギーを込めている箇所に気づく
私は子供の頃から、人間ウォッチングが好きでした。
母の話だと、幼少の私は年配の女性の楽しそうにお話しされている
グループに近づき、その方々のお顔をじーっと興味深そうに
見ていたそうです。
これは成長しても同じで、授業中は、先生の一挙手一投足が気になって、
ノートをとる時以外は、ずっと目で追っていました。
話し方や動きのクセにも興味がありました。
授業を何度も受けていると、
教授それぞれの話し方のクセに気づきます。
A教授は大切なことは板書するタイプ、
B教授は大切なことほど板書を忘れるタイプ
(それくらい話に夢中になるということです)
C教授は「ここはテストに出そうかな〜」と言って本当に出すタイプ、
D教授は逆に出さないタイプ、
など、大切なポイントをどう伝えるのかが段々見えてきます。
ただ、ほとんどの教授は
「熱量を込めて話したこと」
=「知ってほしい」
=「テストに出す」
なので、エネルギッシュに話されることは、
ほぼ大切なことと思って、間違いないと思います。
だけど、マニアックでニッチな話は、
たくさんの専門用語、
先生独自の発想、
その道の研究をした人でないと分からない視点、
などで話されていることが多いので、
先生の熱量に反して、生徒側の頭の中は「??」になることが多いのです。
ここで諦めずに、話に食いついていくと、
「あ、これってこういうこと?」となる瞬間が来ます。
(来ない時は、諦めてましたが、、)
、、、と書きながら、もっと大学で勉強しておけばよかったなあ、
とちょっぴり後悔しています。
でも、あの年齢って他にも興味があることがいっぱいで、仕方なかったなあ、
といろいろ思い出しますね。