心理カウンセラーの
八納慧果(やのうさとか)です。
私が勤務した中高一貫校は、
校則が厳しい、ことで
県内で有名です。
初年度、
勤務校の校則の厳しさに
びっくりしました。
何が厳しいかというと、
「生徒さんに守らせる基準」です。
基準が高い!
そして、
それをちゃんと守る
(文句言いながらも)
生徒さんたちはすごい、
と本当に感心しました。
さて、担任になり、
校則を伝えなければならない。
私が何よりも大切にしたのは、
「納得いく理由と共に伝えること」
でした。
先ほど「生徒さんたちは守る」
と言いましたが、
もちろん、破る生徒さんもいます。
そんな生徒さんに注意する時に、
「校則だから守りなさい!」
と言うのは当たり前です。
でも、私自身は
「これだけでは、
伝わらないだろうな」と
感じていました。
「1つ1つの校則には、
存在している意味がある」
なので、校則の意味を
自分なりの言葉で
伝えられるようにしよう、
と思いました。
別に校則の批判を
するわけではありませんが、
「えーっと、
いつの時代に作られたのでしょう??」
という感じの校則もあったので、
そういう時は、
ベテランの先生に
「存在理由」を聞きました。
(続く)