「思い込み」を外すと、計画は実行できる 20200603

 
 
 
心理カウンセラーの
八納慧果(やのうさとか)です。
 
 
「計画しても、実行できない」
「いつも計画倒れに終わってしまう」
 
そのような場合、いくつかの解決方法が
ありますが、今回は「客観性」の視点
からお伝えします。
 
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ものごとを計画したり、実行する時、
一番大切なことは、「客観性」を
持つことができるか、です。
 
例えば、
「フェイスブックライブを開催する」
ことについて、テーマや日時など決め
ようとします。
 
頭の中だけ考えた場合はどうなるか?
頭の中の思考は、感情が伴った想像力が
加わるので、客観性に欠けます。さらに、
自分の「思い込み」も加わります。
 
仮に、「できるはずがない」という思い
込みが強い人がいるとすると、計画を立て
ているはずが、いつの間にか、
 
・このテーマに人は興味を持つはずがない
・きっと誰も聞いてくれないだろう
・計画自体、するんじゃなかった
 
に変わっていき、結局、
「フェイスブックライブは止めよう」
との結論に達してしまいます。
 
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その意味で、「客観性」を持つことは
とても大切です。
 
一番簡単なのは、「紙に書く」です。
 
ただ、先のように、「私にはできない」
という思い込みが強い場合には、自分で
「客観性」を持ち続けることが難しい
かもしれません。
 
 
なので、オススメは、
 
「信頼できる人(あなたの活動や考え方
に賛同してくれる家族、友人、仲間など)
にシェアして、その音声を録音し、後で
聞き直す」
 
そして、できれば、
「この録音したものを文字に起こす」
 
です。
 
録音を聞くことは、耳から、
書き起こすことは、目から、
 
共に、自分の考えに「客観性」を持た
せることができます。
 
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自分では、話している最中は「まとまって
いない」「何を話しているんだろう?」と
思うこともあるでしょう。
 
そして、後から録音を聞いてみると、確か
に、スラスラ言葉が出ない、何度も言い換
えている。ですが、話し続けていると、
ふっと最適な言葉が頭に浮かぶことも
あります。
 
人は、自分が話したことは、意外と覚えて
いないものです。録音すると、
「私ってこんなこと言ってるんだ」
「この表現、我ながらうまいなあ」
と、新たな発見をすることもあります。
 
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シェアする相手にお願いすることは1つ。
 
先にあげた例で言うと、「できない」と
思い込みを持っている人は、話している
間にどうしても、「できない」ことを
話す出す可能性があります。
 
その時は、「できる方向で考えよう」
など、方向修正してほしい、ということを
初めに伝えておきます。
 
こうすることで、自分の「思い込み」に
引っ張られずに、話を進めることができ
ます。
 
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人は、話をすることで、自分の考えを整理
することができます。
 
話す相手は選ぶ必要はありますが、頭の中
で思考がグルグルしがちな人は、アウト
プットすることをオススメします。