心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。
自分らしくいられる場所、
「ここにいてもいいんだ」と無条件で思える場所、
生きていくには、そんな場所が必要です。
家と家以外の場所。
別の言い方をすれば、家庭と社会です。
学生なら、学校が社会です。
学校に行き場をなくすと、家にいることになります。
すると、社会との接点がなくなります。
このまま社会との接点を持たない状態が続くと、
社会に出るタイミングを失ってしまいます。
一度絶った接点を復活させるのは、
大変なエネルギーがいるし、
大変な勇気も要ります。
社会との接点を絶やさないためにも、
家以外に居場所を作ることはとても大切です。
学習塾でも、
ピアノ教室でも、
書道教室でも、
ダンススクールでも、
子供会のサッカークラブでも、
親戚の家でも、
近所のおばさんの家でも、
どこでもいいから、
「ここはいても大丈夫な場所だ」
と実感できる場所を見つけることは必須です。
(続く)