心理カウンセラーの八納慧果(やのうさとか)です。
まずは、「自分の居場所を作る(2)」をご覧ください。
さて、大人にとっても「自分の居場所」、
自分らしくいられる居場所は、子供と同じように必要です。
私は子供が生まれて、「○○ちゃんのママ」という呼び方をされた時、
なぜかとても寂しくなりました。
産休で仕事を休んでいて、社会との接点が「娘の母親」のみになったことが
「自分不在」と感じられたのだと思います。
人にもよると思いますが、私は自分の名前を呼んで欲しいので、
仕事以外で「さとか」と呼ばれる場所を確保しています。
今ならば、書道教室と薬膳料理教室などの習い事です。
また、頑張り屋さんで、責任感が強くて、
どちらかというと自分を押し殺すタイプの人は、
ともすると、役割にはまってしまいます。
一生懸命な気質を否定してわけではありません。
ただ、このようなタイプの人は
「フッと気をぬく」時間や場所を作ることを
忘れてしまいがちです。
お気に入りのカフェでリラックスしたり、
ウィンドウショッピングしたり、
アロマの香るお風呂で半身浴したり、
そんな息抜きできる場所を作っておきます。
一人になる時間は、真っ先にスケジュールに
入れておきたいです。
自分の居場所があると、
自己肯定感や安心感を感じ、
エネルギー満タンの状態になれます。